葉っぱがベタベタしたり落葉する時は…カイガラムシかも?
「葉っぱにベタベタする液体がついている」
「特に枯れてないように見えるのに葉っぱがポロポロ落ちてくる」
「白い綿のようなものがついている」
特に樹木系の観葉植物によく見られるこんな症状、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
こういう症状が出たら、もしかするとカイガラムシのしわざかもしれません。
カイガラムシは植物さえあれば本当にどこにでも発生しますが、
葉の裏や茎などでじっとしているので、知らなければ見落としがちな害虫です。
葉や茎にくっついて養分を吸うため、放っておくと植物が弱っていきます。
上で紹介したベタベタや白い綿は養分を吸ったカイガラムシの排泄物・・・。
そんなカイガラムシの姿はこちら。
左は幼虫、右の黒いのは成虫です。(クリックで拡大)
カイガラムシの駆除方法
幼虫の間は薬剤が効くので、手に入りやすいベニカXなどを散布するか、
濡らした布やティッシュで拭き取ります。
成虫になると虫体被覆物という殻に覆われて動かなくなります。
こうなると薬剤は効きませんが、植物から剥がしさえすれば死んでしまうので
歯ブラシなどでこすり落とすか、ティッシュなどで拭き取ります。
殻に覆われた成虫(メス)の中で幼虫が孵化して増えるので、
とにかくくまなく探してこそげ落としてしまうのがポイントです!
ちなみによく発生するのは、葉の裏や茎の分かれ目など。新芽が狙われやすいです。
また、ベタベタや白い綿も放っておくと別の病気の原因になることがあるので
きれいに拭きとっておきましょう。
ちょっと気分の悪くなりそうなワードばかりになってしまいましたが、
結構ポロポロ剥がし取れるので達成感はあります。笑
葉っぱの裏をチェックするのを癖にして、気づいたら駆除!をしてみてください。