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Do! Magazine

よくある質問2:品種別のポイント

Q. ヘデラ、シュガーバイン、ワイヤープランツ、ツルばかりが伸びて葉がなくなってしまった

ヘデラなどのツル性の植物は、一度葉を落とすとその場所から葉が出ることはありません。
日光や水不足などで葉が傷んで落ちてしまい、茎やツルだけになった場合は、一旦表土から数センチのあたりでカットし、次の脇芽が伸びてツルが出るのを待つしかないでしょう。

また、カットした茎やツルはしばらく生花のように水につけておくと、根を伸ばします。
ある程度根が伸びたら、土に挿すことでまた根や葉を伸ばして生長してくれます。

Q. 緋牡丹(カラーヘッドサボテン)が腐ってきた

緋牡丹(カラーヘッドサボテン、接木サボテン)の中でも特に台木(下の緑色のサボテン)に「三角柱」という品種を使っているものは育てているうちに台木が腐ってくることがありますが、これは三角柱の寿命によるものです。

もともと、上に乗っている「緋牡丹」というサボテンは葉緑体を持たないため台木となる別のサボテンに接木することで、そこから養分をもらって生長しています。

Do!で使っている三角柱という台木は、切り花と同じようにいつかは腐るため買ってきた苗を一定期間楽しむのに向いています。
台木が腐って枯れると、上の緋牡丹も養分がもらえなくなるため枯れてしまいます。

台木が枯れた後も楽しむには?

緋牡丹を台木から切り離し、他の台木に接木することで再び生長を楽しむ方法があります。
また、緋牡丹に子株がぽこぽこついている場合は、それを外して接木することもできます。
ただし、接木にはやや技術が必要となるので、十分調べてからチャレンジしてみてください。
また、台木にするサボテンの中には三角柱のように寿命が来ない品種もあります。

Q. カラーヘッドサボテンについている小さな株が取れてしまった

カラーヘッドサボテンの周りにぽこぽこと子株が出ていることがあります。
触ったはずみ等で取れてしまうことがありますが、本体の生長には影響ありません。

ただし、緋牡丹(カラフルな部分)は葉緑体をもたないので
それ単体としては生長できず枯れてしまいます。

それでもしばらくは取れたままの姿を保つので
少しの間転がして置いても良いですし、
気力のある方は「サボテン 接木」で調べて他のサボテンへの接木を試してみても面白いです。