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Do! Magazine

ヘデラ(アイビー)の葉の色が薄くなってポロポロ落ちる時は…

観葉植物の超定番「ヘデラ(アイビー)」。
Do! earth & green だとアクアテラポットのアソートに含まれています。

基本的には育てやすくて丈夫な品種なのですが、
「葉っぱの色が薄くなってポロポロ落ちてしまう・・・」というご相談を時々いただきます。
葉の裏を触ってみると粉っぽく、よく見ると黒や白の細かい粒がついていたりします。

一見葉が枯れて落ちているように見えるので、
「ちゃんと水やりしてるのに・・・!」と思われる方も多いのですが、
これは ” ハダニ ” という虫のしわざです。
ハダニはかなり小さく、葉の裏で繁殖します。
そのため被害が進んでから気付くことが多いのです。

点々に色が抜けているのが分かりますでしょうか?
黄色く変色しているのは、ハダニに養分を吸われているからです。
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こういう葉っぱをひっくり返してみると、白い粉のようなものや黒い粒がついています。
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ハダニが大量発生してしまうとなかなか駆除が難しいので、
とにかく予防すること&早く見つけることが大切です!

◆ 予防 ◆
ハダニは、気温が高く乾燥していると発生します。
つまりこれからの時期の室内の環境ですね!
予防するには葉っぱの周りの湿度を保つために
霧吹きで葉っぱに水をかける「葉水」が有効です。
週に1~2回でいいので、夕方涼しくなってから葉水をしてください。

◆ 早期発見 ◆
ハダニ対策に限ったことではないですが、
毎日植物の様子を見てあげるのが大切です。
時々は葉っぱの裏をめくってみたり、土に触れて水が必要か確認したり・・・

もしハダニにやられている葉っぱがあったら、
水で勢い良く洗い流すか、一枚ずつ濡れた布なので拭き取ります。
また、症状があまりに進んでいる葉は取り除きます。
時間がかかりますが、水には弱いのでこれが一番効果的です。