コツを覚えれば簡単!ハンギンググリーンのお手入れ方法
壁や天井から植物を吊るすハンギンググリーン。
変わった植物を使っていたり、土に植わっていなかったりするので
「水やりはどうすれば?」という質問もよくいただきます。
確かに鉢植えの水やりとはちょっと違いますが
ポイントさえ押さえれば簡単に育てられるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
基本の水やり
土台のココヤシやミズゴケが乾いたり、
葉っぱがちょっとしなっとしてきたら
水を欲しがっている合図です。
バケツなどに水をはり、
植物ごとざぶんと浸します。
全体に水が行き渡ったら、
水が滴ってもいい場所に吊るしておきます。
植物別 お手入れのコツ
ここからは植物ごとの特徴やちょっとした手入れのコツ。
ビカクシダ
生長とともに広がる根本部分は『貯水葉』と呼ばれ、
ここから水分を吸い上げています。
だんだん茶色くなっていきますが、
枯れているわけではないのでご注意を。
乾燥する室内ではこまめに霧吹きで葉水をします。
葉っぱがしおれたように垂れ下がり始めたら水不足のサイン。
基本の方法でたっぷり水をあげます。
多肉植物系
ディスキディアはタイ原産の多肉植物。
野生では木や岩に着生している植物たちなので、
ココヤシの繊維に仕立てています。
水やりの目安は、ココヤシが完全に乾いているか
葉っぱに少しハリが無くなって来た頃です。
暖かい時期なら1週間に1度程、基本の水やりをします。
秋~冬の寒い時期は水やりを控え目に。
また、ディスキディアは特に寒さに弱い植物。
必ず室内の暖かい場所で育てて下さい。
チランジア(エアプランツ)
水やり要らず、と思われがちなチランジアですが
生き物なので水をあげなければ枯れてしまいます。
逆にこまめに水をあげることで、
新芽が出てきたり花が咲いたりすることも!
普段は1週間に1~2回、霧吹きで全体を湿らせます。
水やりを忘れていた時や元気がなくなってきた時は
水をはったバケツに6時間ほど浸します。
また、水やりの時は↓この2点に注意です!
☆水をあげた後は風通しの良い日陰に置く
☆冬場は午前中に水をやり、夕方までには乾かす
(再掲)