世代を超えて受け継がれる デンマーク生まれの鉢 BERGS POTTER
素焼きの質感とシルエットが美しい、育てる鉢
1942年にコペンハーゲンで生まれたBERGS POTTER(バーグスポッター)。 高密度の粘土でつくられた素焼きの質感、そしてデンマークの王朝や城、風景からインスピレーションを受けた唯一無二のデザインが印象的。
今も創業当時からの製法で丁寧に作られており、植物の成長とともに水分や土の養分を吸って、味わい深く変化する姿も人々を魅了してやみません。植物の魅力を最大限に生かしながらも、鉢自身も変化し、次第にそれ自体が景色の一部になるかのよう。植物と一緒に育てたい、そんな気にさせてくれる鉢です。
Photo by BERGS POTTER
はじまりは、1942年の戦時下
Photo by BERGS POTTER
第二次世界大戦の暗く沈んだ生活が続く中、人々の生活に少しでも彩りと活気を与えたいというBergs家の兄弟の思いから、BERGS POTTERははじまりました。
兄弟は、自国デンマークの城や建造物、景色などをモチーフにした鉢づくりからスタート、その後数年にわたり世界の陶磁器を研究する中で、イタリアの高品質の粘土とそれを扱う職人技に感銘したのがBERGS POTTERのはじまりです。その出会いが今日のBERGS POTTERの礎となり、今なお当時の製法のまま、全ての鉢はひとつひとつ職人の手で作られ続けています。
植物の成長に適した高品質のクレイ
Photo by BERGS POTTER
高密度の粘土を使ったBERGS POTTERの鉢は、空気を通して植物の根の呼吸を促すとともに、適度な保水力を持ち、植物にとってまさに理想の条件を備えた鉢。さらに高温で焼きしめられることで、独特の風合いと自然の耐久性が増し、その品質は世代を超えて受け継がれるほど。ソーサーには特殊処理が施されており、室内での使用にも最適なため、室内屋外お好きな場所で楽しむことが可能です。
日常風景にインスパイアされたカラーリング
Photo by BERGS POTTER
BERGS POTTERの鉢のもう一つの特長が、厚みのある釉薬と独特の深いカラー。
このオリジナルのカラーは、コペンハーゲン郊外にある漁村”ドラゴア”の景色からインスパイアされて生まれたもの。カラフルに装飾された家々や、深く蒼い海など、人々の心に自然と浮かぶ日常風景。自国への愛情と敬意にあふれた姿勢が垣間みえるようです。
時代を超えて愛される 定番シリーズ
BERGS POTTERを代表する各シリーズは、ヨーロッパの時代背景とともに生まれ、時代を超えて植物を愛する人たちに受け継がれてきました。その時代が垣間見えるようなストーリーが、鉢の魅力をさらにひきたてます。
Glazed by Bergs
2016年に生まれた釉薬塗りの ”Glazed” ライン。職人がひとつひとつ手作業で釉薬をかけ厚みを調整することで、そのぽってりした風合いと独特のニュアンスを作り出しています。一目でそれとわかる深いカラーは、いずれもデンマークの風景からインスパイアされ生まれたもの。自然に敬意を評し、風土を愛する想いがうかがえる逸品。
BERGS POTTER LINE UP
持続可能に向けた環境への取組み
BERGS POTTERの鉢は、最高品質の粘土を使用しているため、鉢に余計な釉薬をかける必要もなく、防霜への有害な添加物を避けています。製造工程で鉢が割れたり破損してしまった時には、農場の中庭で砂利などに使用し、時間の経過とともに中庭はより素敵な光景になっているんだとか。他にも従業員への働き方への配慮や、最短経路での輸送など、環境へ配慮したサステナブルへの取り組みを行っています。
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